この記事では、「口数」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「口数」の正しい読み方
「口数」の正しい読み方は「くちかず・くちすう・こうすう」です。
「くちかず」は音読みです。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「くちすう」は訓音読みです。
訓読みと音読みが組み合わさった読み方で、「湯桶読み(ゆとうよみ)」とも言います。
「ゆ」は訓読み、「とう」は音読みであるからです。
「こうすう」は音読みです。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「口数」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「口数」は「こうまい」「ろすう」などと間違って読まれることがあります。
「口数」について説明
「口数」の意味は以下の通りです。
「くちかず」と読む場合、「言葉を発する回数」「食べ物を用意するべき人の数」「一口単位で集める寄付や資金などの数」という意味です。
「こうすう」と読む場合、「国や自治区などのまとまりにおける人の数」という意味です。
「くちすう」と読む場合、「品物の単位ごとのまとまりや、申し込みなどの数」という意味です。
「口数」は「口数(くちかず)が多い・少ない」「応募口数(くちすう)」などと使われます。
読み方により意味が異なりますので、シーンに応じた使い方をしましょう。
「口数」の言葉の由来
「口数」は漢字の意味から成り立つ語です。
「口」は「物を食べたり言葉を発したりする身体の器官」「口で言葉を発すること」「人や家の数」という意味、「数」は「いくつか」「かず」という意味、「口数」で「言葉を言う数」「人や物を受け付ける数」になります。
まとめ
今回は「口数」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。