この記事では、「拾う」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「拾う」の正しい読み方は「ひろう」と「しゃう」どちら
「拾」という漢字は訓読みでは「拾(ひろ)う」と読み、音読みでは「しゅう」や「じゅう」と読みます。
「拾」を音読みにし、送り仮名を添えて「しゃう」と読む用法はないので、「拾う」は「ひろう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「拾う」の正しい読み方は「拾う」になります。
「拾う」の意味
「拾う」には以下の意味が含まれています。
・「落ちているものを取り上げて手にする」
・「他人の落としたものを手に入れる」
・「多くの中から必要なものを選ぶ」
・「職にあぶれている人や不遇な人を取り立てること」や「引き上げること」
・「思いがけなく手に入れる」
・「失うはずのものを失わずに済むこと」
など。
「拾」という漢字は「人の手」を表す「手偏」に「容器のふた」と「容器」を表した「合」を組み合わせた会意文字になります。
まとめ
・(落ちているものを取り上げて手にするという意味で)『足下に紙切れが落ちていたので拾った』
・(他人の落としたものを手に入れるという意味で)『スマホを拾ったので、交番に届けた』
・(失うはずのものを失わずに済むことという意味で)『あのとき、彼が側にいてくれたおかげで、命を拾うことができた』
4. まとめ
・「拾う」の正しい読み方は「拾う」になります。
・「拾う」は「落ちているものを取り上げて手にする」や「他人の落としたものを手に入れる」、「多くの中から必要なものを選ぶ」、「失うはずのものを失わずに済むこと」など多くの意味が含まれている言葉です。