この記事では、「枯渇」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「枯渇」の正しい読み方は「こかつ」と「こっけい」どちら
枯渇の漢字を見た人の中には、こっけいと読んでしまう人がいるものです。
確かに枯の漢字には、こという読みがあるので、こっとも読めそうな雰囲気はありますが、渇の漢字は、けいという読みはないだけでなく、それに近い読み方も見当たりません。
そのため枯渇を、こっけいと読むのは単純に間違いであり、こかつと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
枯渇は、こかつと読むのが正解な言葉です。
というのも枯の漢字は単体でもそのまま、こという読みが存在する上に、渇の漢字も、かつと読む事が出来ます。
なのでその2つの読みをシンプルに組み合わせる事で枯渇は、こかつと読む事が可能です。
「枯渇」の意味
枯渇は、水がかれてなくなるや草木がかれるといった意味を持っている枯の漢字に、水がかれるとか喉がかわくという意味を有する渇の漢字を付け足す事により、成立した言葉となっています。
だからこそ枯渇は、水がかれる事や、物が尽きてなくなってしまう事を表すのです。
「枯渇」の言葉の使い方や使われ方
・『あの国の資源は既にもう枯渇状態にあるらしいです』
・『深刻な雨不足により、遂に井戸の水が枯渇しました』
・『ヒットメーカーだった彼も年齢による衰えには勝てず、アイデアが枯渇してしまった様です』
まとめ
枯渇の漢字を見て何となく、こっけいと読んでしまう人がいます。
ですが枯の漢字はこっとは読めないし、渇の漢字も、けいという読みはないので、枯渇をこっけいと読む事は出来ません。
正しくは、こかつと読むべき言葉です。
そんな枯渇は、乾いて水がなくなる事や物資が尽きてなくなる等の意味を表現する際に、使用される言葉です。
