「補題」という言葉は数学の関連用語です。
この言葉には具体的にどのような意味があり何と読めばいいのでしょうか。
今回は、「補題」の正しい読み方と意味について解説します。
「補題」の正しい読み方は「ほだい」と「おぎなだい」どちら
「補題」という言葉の読み方として思い当たるのは「ほだい」と「おぎなだい」です。
「ほだい」と「おぎなだい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「補題」の正しい読み方は「ほだい」です。
「補」には「補習」【ほしゅう】「補助」【ほじょ】など「ほ」という読み方のほか、「補う」【おぎなう】のように「おぎな」とも読みます。
「題」は「題名」【だいめい】「問題」【もんだい】など「だい」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ほだい」と「おぎなだい」の2つのうち「補題」の正しい読み方は「ほだい」です。
「補題」の意味
「補題」とは、「ある命題を証明するために途中で利用する命題」を指す言葉です。
難しい命題を証明する過程では論理構成も複雑になります。
目的とする命題を証明するために別の明細を補助的に利用することも多く、複数の命題を積み重ねることによって証明にたどり着くこともあります。
ある命題を証明する過程で用いられる別の命題が「補題」です。
命題としての重要性は低いものの証明を支える補助として大きな役割を果たします。
「補題」の言葉の使い方や使われ方
・『補題がなければ証明は不可能だ』
・『補題を積み重ねて証明する』
・『大きな証明には補題が欠かせない』
まとめ
「補題」の読み方は「ほだい」しかありません。
「おぎなだい」など他の読み方はないので正しい読み方と言葉の意味をあわせて憶えておきましょう。