火や焦げた臭いがする際に使う言葉には「きな臭い」があります。
この記事では、「きな臭い」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「きな臭い」の正しい読み方は「きなくさい」と「きなにおい」どちら
「きな臭い」の正しい読み方は「きなくさい」であり、「きなにおい」とは読みません。
「臭」は音読みで「しゅう」や「きゅう」、訓読みは「臭い」で「くさい」、「臭う」で「におう」と読みます。
正しい読み方の結論
「きな臭い」の正しい読み方は「きなくさい」であり、「きなにおい」は間違いです。
「きな臭い」の意味
「きな臭い」とは物質や火薬などが焼ける臭いや焦げている場合に使う言葉です。
特に火薬が焼け焦げる臭いは色々なトラブルが発生する前兆として捉えられることが多く、このことから不穏な雰囲気や怪しい存在に対して使われるようになりました。
「きな臭い」に使わている「きな」は色々な意味があり、木や布、火薬など諸説が存在します。
「きな臭い」の類義語としては「胡散臭い」があり、こちらは雰囲気や存在が怪しい時に使います。
「きな臭い」は実際に物体が燃えている場合にも使うことが可能です。
「きな臭い」の言葉の使い方や使われ方
・『きな臭い事件に巻き込まれた探偵は、悪の組織に追われることになりました』
・『その事件に関わった会社を調べると、きな臭い事実が明らかになりました』
・『裏山の方からきな臭い風が吹いてきたので、消防署に連絡しました』
まとめ
「きな臭い」は物理的なものが焼けている場合や焦げている時に使います。
火薬などは不穏な状態やトラブルの前兆であることが多く、「きな臭い」は怪しい状態を表す時にも使うことが可能です。