「一報」の読み方と意味とは?「いっぽう」と「いちほう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「一報」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「一報」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「一報」の正しい読み方は「いっぽう」と「いちほう」どちら

「一報」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。

「一」の漢字の音読みは「イチ・イツ」で、訓読みは「ひと・ひと(つ)」です。

また「報」の漢字の音読みは「ホウ」で、訓読みは「むく(いる)」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「いちほう」と読めることが分かります。

しかし、「一」の漢字に「いっ」との読みがなく、また「報」の漢字には「ぽう」との読みがないことから、「いっぽう」とは読めず、間違いではないかと思われます。

さて、「一報」の正しい読み方は、「いっぽう」「いちほう」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「一報」の正しい読み方は、「いっぽう」で、「いちほう」と読むのか間違いです。

この結果は、先に推察してことと全く逆の結果ですが、「いっぽう」「一」「いつ」が発音を容易にするための促音化により「いっ」と音変化し、また「報」の読みの「ほう」が半濁音化の音変化をして「ぽう」となったもので、こちらが正しいことになるのです。

「いっぽう」「いちほう」を声を出して読み比べれば、「いっぽう」の方が、発音しやすく、読みやすいことが理解できると思います。

「一報」の意味

「一報」とは「最初の知らせや、ちょっと告げ知らせること」を意味する言葉です。

「一報」の言葉の使い方や使われ方

・『北朝鮮がミサイルを発射したとの一報を受けて、関係閣僚が総理官邸に集合した』
・『大きな地震があったとの一報後、各地の被害状況が次々と報じられています』

まとめ

「一報」の正しい読み方は、「いっぽう」で、「いちほう」と読むのか間違いです。

また、「一報」とは「最初の知らせや、ちょっと告げ知らせること」を意味する言葉です。

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