この記事では、「一妻多夫」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「一妻多夫」の正しい読み方は、「いっさいたふ」と「ひとつまたおっと」どちら
「一妻多夫」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている四つの漢字の読み方を確認します。
「一」の漢字の音読みは「イチ・イツ」で、訓読みは「ひと・ひと(つ)」です。
また、「妻」の漢字の音読みは「サイ」で、訓読みは「つま」で、「多」の漢字の音読みは「タ」で、訓読みは「おお(い)」です。
さらに「夫」の漢字の音読みは「フ・フウ」で、訓読みは「おっと」です。
ここから、四つの漢字の音読みを繋げれば、「いつさいたふ」と読めることが分かり、これが発音を容易にするための音変化の促音化で、「つ」が「っ」と詰まった音になれば、「いっさいたふ」と読める可能性があることが分かります。
また、訓読み+訓読み+音読み+訓読みで繋げれば、「ひとつまたおっと」と読める可能性があることも分かります。
しかし、残念ながらここからは、いずれの読み方が正しいかを判断することは出来ません。
さて、「一妻多夫」の正しい読み方は、「いっさいたふ」と「ひとつまたおっと」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「一妻多夫」の正しい読み方は、「いっさいたふ」で、「ひとつまたおっと」と読むのは間違いです。
「一妻多夫」の意味
「一妻多夫」とは「ひとりの女性が多くの夫を持つこと」を意味する言葉です。
この「一妻多夫」の逆の制度や風習は「一夫多妻(いっぷたさい)」です。
「一妻多夫」の言葉の使い方や使われ方
・『世界の国の中には、かつて一妻多夫の習慣を持っていたところがあります』
・『現在、一妻多夫が許されている国があるかは知りませんが、一夫多妻はアフリカで許されている国があります』
まとめ
「一妻多夫」の正しい読み方は、「いっさいたふ」で、「ひとつまたおっと」と読むのは間違いです。
また、この「一妻多夫」とは「ひとりの女性が多くの夫を持つこと」を意味する言葉です。