「一対」という言葉は何という読み方で読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「一対」の正しい読み方と意味について解説します。
「一対」の正しい読み方は「いったい」と「いっつい」どちら
「一対」という言葉の読み方としては「いったい」と「いっつい」の2つが正しそうです。
「いったい」と「いっつい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「一対」の正しい読み方は「いっつい」です。
「一」には「一般」【いっぱん】「一計」【いっけい】など「いっ」という読み方があります。
「対」は「対戦」【たいせん】「反対」【はんたい】など「たい」と読むほか、「対句」【ついく】「対語」【ついご】など「つい」とも読みます。
漢字の読み方からすると「いったい」と「いっつい」のどちらでも読み方として使えそうですが、「一対」の正しい読み方として辞書に掲載されているのは「いっつい」のみです。
「いったい」という読み方も「一対一」【いったいいち】などの形で使われることがありますが、熟語としての正しい読み方ではありません。
「一対」の意味
「一対」とは、「二つで一揃い」を意味する言葉です。
手袋や靴下など二つで一組になっているものの一揃いを表します。
手袋や靴下の場合は左右対称の形状ですが全く同じ形や異なる別の形であっても最初から二つで一揃いになる前提で作られているものであれば「一対」と表現します。
「一対」の言葉の使い方や使われ方
・『狛犬は阿吽で一対になっている』
・『手袋は左右で一対だ』
・『大刀と小刀の一対で製作された名刀』
まとめ
「一対」の正しい読み方として認められているのは「いっつい」ですが「いったい」という読み方が使われることもあります。
言葉の意味と読み方を併せて覚えておいてください。