この記事では、「一念発起」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「一念発起」の正しい読み方は「いちねんはっき」と「いちねんほっき」どちら
「一念発起」は「いちねんほっき」と読みます。
「一念」と「発起」が組み合わさった四字熟語で、「いちねん」「ほっき」共に音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「発」の音読みは「はつ・ほつ」で、「ほっ」と読むのは促音化(そくおんか)になります。
促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法です。
「一念発起」と書く場合、「いちねんはっき」とは読みません。
正しい読み方の結論
「一念発起」の正しい読み方は「いちねんほっき」です。
「いちねんはっき」とは読みません。
「一念発起」の意味
「一念発起」の意味「仏教用語で、悟りを求める心を思い立つこと」「あることを成し遂げようと決心することです。
「一念発起菩提心(ぼだいしん)」を略した言葉で、「菩提心」とは「悟りを求めようとする心」という意味、「仏教に帰依して、悟りを求めようと決心すること」になります。
ここから転じて、「あることを思い立ち、成し遂げようと心に決めること」という意味で使われる様になりました。
「一念発起」の言葉の使い方や使われ方
「一念発起」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼は一念発起してカフェを開いた』
・『体重100キロから一念発起して60キロまで減量した』
・『一念発起して資格取得の勉強を始める』
まとめ
今回は「一念発起」の読み方について紹介しました。
「一念発起」の正しい読み方は「いちねんほっき」で、「いちねんはっき」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。