この記事では、「一日」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「一日」の正しい読み方は「ついたち」と「いちにち」どちら
一日の漢字を目にした人の中には、ついたちといちにちという読み方が、同時に頭に浮かぶ人も少なくありません。
お陰で、ついたちといちにち、どちらの読み方が正しいかで、迷ったりするのです。
所が実際は、一日の漢字は、ついたちといちにち、どちらの読み方も出来ます。
だからこそ、ついたちと読んでも、いちにちと読んでも、どちらも正しい読み方と言えるのです。
正しい読み方の結論
一日は、ついたちといちにちの、どちらの読み方も正解な言葉となっています。
ただし一の漢字は、いちと読む上に、日の漢字も、にちと読めるので、いちにちと読む方は理解し易いです。
ややこしいのが、ついたちと読むケースであり、冷静に漢字の構成を見れば、何をどう読めば、ついたちと読めるのかは分からなかったりします。
もっともこれは、日本語の熟字訓と呼ばれる特別な読み方によるものです。
熟字訓は2文字以上の語が結び付いて出来た熟字に、予め訓読みをあてているという読み方となっています。
なので一日は、そんな熟字訓により、ついたちと読む事が可能なのです。
「一日」の意味
一日は同じ漢字表記でも、読み方により表す意味合いが変化します。
例えば、ついたちと読んだ場合は、月の最初の日を表現するのです。
一方の、いちにちと読んだケースでは、午前0時から午後12時までの24時間を示します。
「一日」の言葉の使い方や使われ方
・『私の誕生日は、三月一日です』
・『今日は仕事が休みだったので一日中、家で過ごしました』
・『息子は夏休みなのをいい事に、一日中ゲームをしていた様です』
まとめ
一日の漢字を目にして、ついたちと読むべきか、いちにちと読むべきかで迷う人がいるものです。
ですが一日は、どちらの読み方も可能なので、ついたちと読んでも、いちにちと読んでも、正しい読み方と言えます。
ただしどう読むかによって、示す意味合いに相違点が生じるのです。
まず、ついたちは、月の最初の日という意味を表す際に使用されます。
対するいちにちの方は、午前0時から午後12時という24時間を示す際に、用いられるのです。