「一端」という言葉はどのように読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「一端」の正しい読み方と意味について解説します。
「一端」の正しい読み方は「いったん」と「ひとはし」どちら
「一端」という言葉の読み方として思い当たるのは「いったん」と「ひとはし」の2つです。
「いったん」と「ひとはし」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「一端」は「いったん」と「ひとはし」のどちらも正しい読み方です。
「一端」には「一回」【いっかい】「一斉」【いっせい】など「いっ」という読み方と、「一言」【ひとこと】「一目」【ひとめ】など「ひと」という読み方があります。
「端」は「端正」【たんせい】「先端」【せんたん】など「たん」と読むほか、「端々」【はしばし】「布端」【きれはし】など「」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「いったん」と「ひとはし」はどちらも「一端」の正しい読み方です。
「一端」の意味
「一端」とは、「一方のはし」を意味する言葉です。
鉛筆のようにはしが2つあるもののどちらか片方のはしを指します。
物事のうち突き出た一時部分にあたるはしを指すという意味から転じて「物事の全体ではない一部分」という意味でも使われます。
話した内容のうちの一部分や文章の中の一箇所な全体から切り離して取り出した一部分が「一端」です。
「一端」の言葉の使い方や使われ方
・『一端が赤く塗られているのが当たりである』
・『言葉の一端だけで判断するのは良くない』
・『書かれている内容に比べるとほんの一端に過ぎない』
まとめ
「一端」は「いったん」と「ひとはし」のどちらも正しい読み方です。
場面によって意味やニュアンスが変わるので本来の意味を正確に理解しておきましょう。