この記事では、「一筋」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「一筋」の正しい読み方は「ひとすじ」と「いちすじ」どちら
「一筋」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「一」の漢字の音読みは「イチ・イツ」で、訓読みは「ひと・ひと(つ)」です。
また、「筋」の漢字の音読みは「キン」で、訓読みは「すじ」です。
ここから、二つの漢字を訓読み+訓読みで繋げば「ひとすじ」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「いちすじ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、どちらの読み方が正しいかは、この分析からは判断できません。
さて、「一筋」の正しい読み方は「ひとすじ」と「いちすじ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「一筋」の正しい読み方は「ひとすじ」で、「いちすじ」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊な重箱読みではなく、訓読みを重ねた読み方が正しいかったことになります。
「一筋」の意味
「一筋」とは「ただ一つのことに心を傾けること」や「細長い物の1本や一条のこと」を意味する言葉です。
「一筋」の言葉の使い方や使われ方
・『八方ふさがりの状態でしたが、彼のアイディアで課題解決に向けた一筋の光が見えました』
・『彼女は藍染め一筋39年のベテラン職人です』
・『彼の人生は、野球一筋だったので、その他のことに対して少し疎い面もあります』
まとめ
「一筋」の正しい読み方は「ひとすじ」で、「いちすじ」と読むのは間違いです。
また、この「一筋」とは「ただ一つのことに心を傾けること」や「細長い物の1本や一条のこと」を意味する言葉です。