この記事では、「一翼」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「一翼」の正しい読み方は「いちよく」と「かずよう」どちら
「一翼」の「一」は、音読みで「イチ」、「イツ」、訓読みで「ひと」、「ひと(つ)」、「はじ(め)」と読みます。
また「翼」は、音読みで「ヨク」、訓読みで「つばさ」、「たす(ける)」となります。
「一」と「翼」を音読みにすると、「いちよく」と読むことができます。
しかし、「翼」は「よう」とは読まないので、「かずよう」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「一翼」は「いちよく」と読みます。
「翼」は「よく」とは読めますが、「よう」とは読みません。
「一翼」は「かずよう」ではなく、「いちよく」と読むようにしましょう。
「一翼」の意味
「一翼」とは、「一つの翼(つばさ)」のことを指しています。
あるいは、全体の中での一つの持ち場、任務、または役割のことを言います。
「一翼」の「一」は、「ひとつ」、「はじめ」、「ひとつにする」などを意味しています。
また「翼」は、「つばさ」、「鳥や虫の左右の羽」、「助ける」などを表しています。
そのため、「一翼」は漢字の意味から見ると、「一つの助け」と言うような意味合いになります。
「一翼」の言葉の使い方や使われ方
・『「一翼を担(にな)う」とは、組織やチームの中で、重要な役割を受け持つことを言います』
・『「一翼」の語源は、鳥の左右の翼の片方のことを意味しています』
・『彼はこの大きなプロジェクトの一翼を担う人物の一人です』
まとめ
「一翼」と似た意味を持つ語としては、「一役(ひとやく)」、「片腕(かたうで)」、「一端(いったん)」などが挙げられます。
「一翼」は「いちよく」と読むことを覚えておくと良いでしょう。