「七夕」の読み方と意味とは?「しちせき」と「たなばた」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「七夕」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「七夕」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「七夕」の正しい読み方は「しちせき」と「たなばた」どちら

「七夕」には2つの読み方があります。

1つ目は「しちせき」で、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

2つ目は「たなばた」で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

正しい読み方の結論

「七夕」の正しい読み方は「しちせき」「たなばた」の2つで、意味は同じです。

「七夕」の意味

「七夕」とは、「日本に伝わる五節句の一つで、7月7日に行われる」という意味です。

「七夕」の由来は、中国最古の詩集「詩経」に記されている物語に因んでいます。

神である天帝の娘「織姫(おりひめ)・織女(しょくじょ)」は、機織りが得意でわき目も降らず働いていました。

そこで天帝は、真面目な牛飼い「彦星(ひこぼし)・牽牛(けんぎゅう)」と結婚させのです。

ところが2人は怠けて働かなくなってしまった為に、天帝の怒りを買い、天の川を隔てて引き離されてしまいました。

2人が逢えるのは年に一度、7月7日の晴れた夜のになってしまったのです。

ここから「七夕」という言葉が生まれました。

日本では「七夕」の節句は「しちせき」と呼ばれていましたが、織女の呼び方「棚機つ女(たなばたつめ)」が変化して「たなばた」と読まれる様になりました。

「七夕」の言葉の使い方や使われ方

「七夕」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『七夕(たなばた)には短冊に願い事を書いて笹の木に吊るす』
・『仙台の七夕(たなばた)祭りは圧巻だ』
・『七夕(しちせき)の節句にそうめんを食べる』

まとめ

今回は「七夕」の読み方について紹介しました。

「七夕」の正しい読み方は「しちせき」「たなばた」の2つで、意味は同じです。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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