この記事では、「七生」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「七生」の正しい読み方は「しちせい」と「しちしょう」どちら
「七」という漢字は訓読みでは「なな」と読み、音読みでは「しち」と読みます。
そして、「生」という漢字は訓読みでは「生(い)きる」や「生(う)まれる」、「生(は)える」と読み、音読みでは「せい」や「しょう」と読みます。
「七生」の場合、「七」と「生」両方に音読みを当て「しちしょう」、もしくは「しちせい」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「七生」は「しちしょう」とも「しちせい」とも読むことができます。
「七生」の意味
「七生」とは「この世に七度生まれ変わること」や「何度も生まれ変わること」を意味する仏教用語であり、転じて「永遠」という意味でも用いられている言葉です。
「七生」を用いた四字熟語としては以下の2つがあります。
1つ目は「七生」と同じく仏教用語の「一死七生(いっししちしょう)」であり、「天上界で一度死ぬと、人間界で七度生まれ変わること」を意味します。
そして、もう1つは「何度生まれ変わっても、国のために心身を捧げること」を意味する「七生報国(しちしょうほうこく)」です。
「報国」とは読んで字のごとく「国のために報いる」という意味を指しています。
「七生」の言葉の使い方や使われ方
・『その人物は七生報告の覚悟で国に忠義を尽くした』
・『彼が残した偉大な功績は、この後も七生まで語り継がれることだろう』
まとめ
・「七生」は「しちしょう」とも「しちせい」とも読むことができます。
・「七生」とは元々「この世に七度生まれ変わること」や「何度も生まれ変わること」を意味する仏教用語でしたが、転じて「永遠」という意味でも用いられる言葉です。