この記事では、「万斛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「万斛」の正しい読み方は「ばんこく」と「ばんかい」どちら
「万」という漢字は訓読みでは「よろず」と読み、音読みでは「まん」や「ばん」と読みます。
そして、「斛」という漢字は訓読みでは「ます」と読み、音読みでは「こく」と読みます。
「万斛」の場合、「万」と「斛」それぞれに音読みを当て、「ばんこく」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「万斛」の正しい読み方は「ばんこく」になります。
「万斛」の意味
「万斛」とは、「はかりきれないほどの多い量」や「極めて多い分量」を意味する言葉です。
「万斛」の類義語としては、「多量」や「多大」、「一杯」や「数多(あまた)」、「多数」や「絶大」などがあります。
「万斛」の反意語としては、「少量」や「わずか」、「微量」や「僅少(きんしょう)」「些少(さしょう)」などがあります。
「万」は「数の単位」という意味のほか、「数が著しく多いこと」や「必ず」、「決して」という意味も含んでいる漢字です。
そして、「斛」という漢字は「ます」や「ますめ」、「容量の単位」という意味を表す漢字ですが、ここでは尺貫法における体積(容積)の単位「石(こく)」の意味で、「1石=10斗」を表しています。
「万斛」の言葉の使い方や使われ方
・『集中豪雨により短時間の間に万斛の雨が降り注いだ』
・『国民的英雄の死に多くの国民が万斛の涙を流した』
・『そこからは万斛の木々が生い茂る雄大な森が見えた』
まとめ
・「万斛」の正しい読み方は「ばんこく」になります。
・「万斛」とは、「はかりきれないほどの多い量」を意味する言葉です。