この記事では、「万来」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「万来」の正しい読み方は「まんらい」と「ばんらい」どちら
「万来」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「万」の漢字の音読みは「マン・バン」で、訓読みは「よろず」です。
また、「来」の漢字の音読みは「ライ」で、訓読みは「く(る)・きた(る)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「まんらい」と「ばんらい」のどちらとも読める可能性があることが分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、残念ながら判断できません。
さて、「万来」の正しい読み方は「まんらい」と「ばんらい」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「万来」の正しい読み方は「ばんらい」で、「まんらい」と読むのは間違いです。
二つの音読みの片方を使った読み方が正しく、もう一方の読み方を使うのが間違いとは、日本語の読みの難しさが、この熟語の読みにも表れていると言えます。
「万来」の意味
「万来」とは、「多くの人が来ること」を意味ずる言葉です。
この言葉は、しばしば「お客さんが沢山訪れて繁盛する」ことを意味する「先客万来」との四字熟語として使われます。
「万来」の言葉の使い方や使われ方
・『あの店は千客万来の繁盛店です』
・『心配を吹き飛ばす千客万来ぶりで、イベントは成功裏に終えることが出来ました』
・『十日えびすには、千客万来を願う多くの商売人が参拝されます』
まとめ
「万来」の正しい読み方は「ばんらい」で、「まんらい」と読むのは間違いです。
また、この「万来」とは、「多くの人が来ること」を意味ずる言葉です。