この記事では、「上棟式」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「上棟式」の正しい読み方は「じょうとうしき」
「上棟式」という言葉の正しい読み方は、「じょうとうしき」です。
「上棟式」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「上棟式」の間違った読み方には、「上」やを訓読みの「うえ」と読んでしまったために起こる「うえとうしき」があります。
また、「棟」を「むね」と読み違える「うえむねしき」「じょうむねしき」といった誤りもあります。
「上棟式」について説明
「上棟式」とは、建物の新築工事をする際に執り行う儀式の名前です。
柱や梁などの基本構造が完成し、屋根の一番高い部分に「棟木」という横木を取り付けるタイミングで行われます。
そこまでの工事が無事に進行したことを感謝して、土地の建物の守護神らを祀り、その恩に感謝します。
棟木に破魔矢を飾り、御幣(ごへい)を立て、酒やお米や塩を建物の四隅に撒くなどして神々への御礼とします。
また施主は、工事関係者に料理を振る舞ったり、ご祝儀などを渡して、工事の労を労います。
この上棟式は「棟上げ(むねあげ)」や「建前(たてまえ)」とも呼ばれています。
まとめ
「上棟式」の正しい読み方は「じょうとうしき」です。
間違いやすい読み方に、「上」や「棟」を訓読みで読んでしまう「うえとうしき」や「うえむねしき」「じょうむねしき」が挙げられます。
「上棟式」とは、建物が完成する直前に執り行う儀式のことです。
工事の無事を神々に感謝し、屋根の最も高い部分に渡してある「棟木(むねぎ)」という横木に破魔矢や御幣を飾り、建物の四方には塩や酒を撒きます。
また、施主は工事関係者に料理やお酒、ご祝儀を出し、仕事ぶりを労います。