「不言実行」の読み方と意味とは?「ふげんじっこう」と「ふごんじっこう」の正しい読み方について詳しく解釈

「不言実行」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「不言実行」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「不言実行」の正しい読み方は「ふげんじっこう」と「ふごんじっこう」どちら

「不言実行」「ふげんじっこう」と読みます。

「不言+実行」で成り立っている四字熟語で、「不言」「実行」共に音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「実」の音読みは「じつ」ですが、「じっ」と読むのは促音化(そくおんか)になります。

促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法です。

「言」の音読みは「げん・ごん」ですが、「不言実行」と表記する場合「ふごんじっこう」とは読みません。

正しい読み方の結論

「不言実行」の正しい読み方は「ふげんじっこう」です。

「ふごんじっこう」とは読みません。

「不言実行」の意味

「不言実行」の意味は「文句や理屈を言わずに、黙ってするべきことを実行すること」です。

あれこれうんちくをたれたり、つべこべと前置きや説明をせずに、黙って行動することを言います。

「不言」「言わないこと」という意味、「実行」「実際にやること」という意味です。

由来は中国の思想家「孔子」が書いた「論語」からの引用という説があります。

文章中に「君子は言に訥(とつ)にして、行ないに敏(びん)ならんと欲す」という一節があり、「君子たる者は、口を重くして、実践に努める様にありたいと望む」という意味です。

ここから転じて作られた言葉であると言われています。

「不言実行」の言葉の使い方や使われ方

「不言実行」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『座右の銘は「不言実行」にしている』
・『彼は強面だが不言実行の人だ』
・『上司は頑固だが不言実行の人として信望を集めている』

まとめ

今回は「不言実行」の読み方について紹介しました。

「不言実行」の正しい読み方は「ふげんじっこう」で、「ふごんじっこう」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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