「世間体」の読み方と意味とは?「せけんてい」と「せけんたい」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「世間体」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「世間体」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「世間体」の正しい読み方は「せけんてい」と「せけんたい」どちら

世間体の漢字を見て、せけんたいという読み方をしてしまう人がいるものです。

実際に世間の漢字は、せけんと読む事が出来るし、体の漢字も単体で、たいと読む事が出来ます。

そのため、その2つの読みを合体させて世間体を、せけんたいと読んでしまう事自体は理解可能です。

もっとも残念ながら世間体を、せけんたいと読むのは間違いとなっています。

世間体は、せけんたいではなく、せけんていと読むのが正しい読み方です。

正しい読み方の結論

世間体は、せけんていと読むべき言葉となっています。

というのも世間はそのまま、せけんと読む事が可能な上に、体の漢字も単体で、ていと読む事が出来るのです。

なのでそれらの読み方を組み合わせて、世間体は、せけんていと読むのが正解となっています。

「世間体」の意味

世間体は、人が集まって生活している場や日常生活を送っている社会といった意味を持っている世間の漢字に、外から見た物事の様子や見せかけ等の意味を有する体の漢字を組み合わせる事により、成立した言葉です。

だからこそ世間体は、世間に対する見栄や体裁といった意味を示します。

「世間体」の言葉の使い方や使われ方

・『うちの両親は、世間体ばかり気にして俳優になるという私の夢を最後まで認めませんでした』
・『世間体を一切気にしない、彼の自由な生き方を羨ましいと思います』
・『君は世間体ばかりを気にする、実につまらない大人になってしまった』

まとめ

世間はせけんと読み、体はたいと読める漢字なので、その2つの読みを組み合わせて世間体を、せけんたいと読んでしまう人がいるものです。

ですが世間体を、せけんたいと読むのは間違いで、正しくは、せけんていと読みます。

そんな世間体ですが、世間の人々に対する体面とか体裁といった意味を表現する際に、用いられているのです。

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