「中空」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「中空」の読み方とは? 読み方

この記事では、「中空」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「中空」の正しい読み方は「ちゅうくう」と「なかぞら」

「中空」という言葉の正しい読み方は「ちゅうくう」「なかぞら」です。

「中空」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「中空」という言葉の間違った読み方には、「中」を濁った読み方である「じゅう」と読んだことで起こる「じゅうくう」や、似た意味の「中天」という言葉との勘違いから読み間違える「ちゅうてん」があります。

「中空」について説明

「中空」とは、空の中程の位置を指し示す言葉です。

地面と天空との狭間のあたり、鳥が飛び交う地点を思い浮かべると、イメージを掴みやすい場所になります。

また、物の内部が空っぽになっていることを意味する言葉でもあります。

例えば植物の茎が空洞になっている場合に「中空の茎」と表現します。

この「中空」という言葉は、「ちゅうくう」と読む場合とは異なり、「なかぞら」と読む場合には別の意味が与えられます。

それは、中途半端な様子や、心が定まらず落ち着かない様子です。

この意味で用いる用例は古文に多く、源氏物語や徒然草に使われています。

「なかぞら」と読む場合でも、空の中ほどという意味は共通しています。

まとめ

「中空」という言葉の正しい読み方は「ちゅうくう」「なかぞら」です。

間違いやすい読み方には、「中」を「じゅう」と読んでしまうことで生じる「じゅうくう」や、似た意味の「中天」という言葉との取り違えで起こる「ちゅうてん」があります。

「中空」は読み方で意味が異なる言葉で、「ちゅうてん」と読む場合は空の中ほどや、中が空っぽである様子を意味しますが、「なかぞら」と読む場合は、空の中ほどという意味以外に、心が落ち着いてない様子や中途半端な状態も表すようになります。

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