「九九」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「九九」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「九九」の正しい読み方は「くく」
「九九」の正しい読み方は「くく」です。
「九」は「九月」【くがつ】「九十九里浜」【くじゅうくりはま】など「く」と読みます。
同じ漢字を続けているので読み方を重ねた「くく」が「九九」の正しい読み方です。
「九九」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「九九」のよくある間違った読み方として挙がるのが「きゅうきゅう」「つくも」です。
「九」には「九官鳥」【きゅうかんちょう】「九州」【きゅうしゅう】など「きゅう」という読み方もありますが「九九」の読み方としては当てはまりません。
「つくも」は「九九」ではなく「九十九」の読み方です。
「九九」について説明
「九九」とは、「一桁の数を互いに掛け合わせた計算の一覧表」のことです。
一から九までの数を互いに掛け合わせた81個の計算式と答えを一覧で覚える暗記方法を指します。
一桁の掛け算をそれぞれ計算するのではなく全パターンを丸暗記することで複雑な計算を簡単にこなせるようにする算術の一種です。
ただ覚えるのではなくリズムに乗せ語呂よく覚えるのが大きな特徴で、歌を覚えるように計算式と答えを丸暗記することでただ数字を暗記するよりも覚えやすくなるように工夫されています。
一般的に「九九」という場合は一桁の掛け算を指します。
足し算や引き算、割り算の九九も存在しますが掛け算の「九九」は学校で教わり日本人の大半が知っているほどメジャーなのに比べるとその他はあることもあまり知られていないマイナーな存在です。
「九九」の言葉の由来
諸説ありますが元々は現在のように「一一が一」から始めるのではなく「九九八十一」と最後の計算から始めていたのが由来だという説が有力です。
まとめ
「九九」は日本人にとっての常識なので正しい読み方を知っておきましょう。