この記事では、「乱脈」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「乱脈」の正しい読み方は「らんみゃく」と「みだれみゃく」どちら
「乱脈」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「乱」の漢字の音読みは「ラン」で、訓読みは「みだ(れる)」です。
また、「脈」の漢字の音読みは「ミャク」で、訓読みは常用漢字外の読み方ですが「すじ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「らんみゃく」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「みだれみゃく」と読める可能性があることも分かります。
しかし、この分析からは、いずれの読み方が正しいかを判断することは出来ません。
さて「乱脈」の正しい読み方は「らんみゃく」と「みだれみゃく」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「乱脈」の正しい読み方は「らんみゃく」であり、「みだれみゃく」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊な湯桶読みではなく、ごく一般的な音読みを重ねた読み方が正しいことになります。
ちなみに、「乱」の漢字を「みだれ」と読ませる熟語は、辞書を調べても見当たりませんでした。
「乱脈」の意味
「乱脈」とは「秩序や規律が乱れて、筋道が立たないこと」を意味する言葉です。
「乱脈」の言葉の使い方や使われ方
・『乱脈な経理処理が会社の経営を悪化させた一因と言えます』
・『あまりにも乱脈な運営に、参加者から苦情が殺到しました』
まとめ
「乱脈」の正しい読み方は「らんみゃく」であり、「みだれみゃく」と読むのは間違いです。
また、この「乱脈」とは「秩序や規律が乱れて、筋道が立たないこと」を意味する言葉です。