この記事では、「乾物」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「乾物」の正しい読み方は「ひもの」と「かんぶつ」どちら
「乾物」はいろいろな読み方ができそうですが、どのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
一般的には「かんぶつ」と読みます。
「乾」は「カン」「かわく」「かわかす」と読む漢字、「物」は「ブツ」「モツ」「もの」と読む漢字です。
音訓表にはのっていない読み方ですが、「乾」は「ほす」「ひ」「いぬい」とも読みます。
「乾」を「ひ」と読んだなら「乾物」は「ひもの」と読むことができます。
しかし、一般的にはこの読み方はしません。
「ひもの」という場合は「干物」の漢字が使用されています。
「乾物」の意味
野菜、海藻、魚介類などを乾燥させて保存性を高めた食品のことです。
カラカラに乾いて固くなっています。
食べものが腐敗してしまう原因の一つが細菌やカビです。
細菌やカビは、水分があると繁殖しやすくなります。
つまり、細菌やカビが利用できる水分が減れば、保存性が高まるということです。
野菜は室温に置いておくと、数日で傷んできますが、乾燥をさせると数か月はもちます。
海藻や魚介類なども同じです。
常備しておくと、おかずが足りないといったときに役立ちます。
「乾物」といわれるものには、こんぶ、ひじき、干しシイタケ、かんぴょう、桜エビなどがあります。
このままでは固くて食べにくいので、水やお湯などで戻してから食べます。
「乾物」の言葉の使い方や使われ方
・『乾物を使って料理を作る』
まとめ
この言葉は一般的には「かんぶつ」と読まれています。
乾燥させて水分を減らし、保存性を高めた食品です。