この記事では、「五輪」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「五輪」の正しい読み方は「オリンピック」と「ごりん」どちら
「五輪」には2つの読み方があります。
1つ目は「オリンピック」で、熟字訓になります。
熟字訓とは、2つ以上の漢字が組み合わさった言葉(熟字)に、言葉そのものが持つ意味をあてはめて、普段使わない読み方をするものです。
2つ目は「ごりん」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「五輪」は「オリンピック」「ごりん」どちらも正しい読み方です。
ただし、読み方により意味が違ってきます。
「五輪」の意味
「五輪」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「オリンピック」と読む場合、「国際オリンピック委員会(IOC)が主催する、世界最大のスポーツ競技大会」という意味です。
英語の「olympic」が日本語化した言葉です。
「ごりん」と読む場合、「オリンピックを象徴した5色の輪からなるのマークのこと」「転じてオリンピックのこと」「仏教用語で五輪の塔のこと」という意味です。
オリンピックでは、五大陸を象徴した青・黄・黒・緑・赤の5色の輪のマークが使われることから、「五輪=オリンピック」として使われています。
「五輪」の言葉の使い方や使われ方
「五輪」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『五輪(おりんぴっく)が近づくと国が盛り上がる』
・『五輪(おりんぴっく)で金メダルを取りたい』
・『ブルーインパルスにより空に五輪(ごりん)のマークが描かれる』
まとめ
今回は「五輪」の読み方について紹介しました。
「五輪」は「オリンピック」も「ごりん」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく使える様に覚えておきましょう。