この記事では、「仰ぐ」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「仰ぐ」の正しい読み方
「仰ぐ」の正しい読み方は「あおぐ」です。
「あおぐ」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「仰ぐ」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「仰ぐ」は「おっしゃぐ」「ぎょうぐ」などと間違って読まれることがあります。
「仰ぐ」について説明
「仰ぐ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「上を向いて見ること」という意味です。
2つ目は、「お世話になった人や、素晴らしい技能を持っている人を敬い、大切にすること」という意味です。
3つ目は「目上の人に、どうすればいいが教えを求める」という意味です。
4つ目は「援助をお願いする」という意味です。
5つ目は「上を向いて一気に飲む」という意味です。
「仰ぐ」は動詞として「仰ぐ・仰いだ」「酒を仰ぐ」などと使われたり、副詞として「天を仰ぎ見る」などと使われます。
同じ読みかたをする言葉に「扇ぐ」があり、こちらは「うちわなどを動かして風を起こす」という全く違う意味です。
「仰ぐ」の言葉の由来
「仰ぐ」は漢字の意味から成り立つ語です。
「仰」という漢字は「立つ人を見上げる人」の象形です。
ここから「頭をあげて見る」「見上げる」として使われる様になり、転じて「ある人を尊敬する」「教えを請う」「援助を請う」という意味になりました。
まとめ
今回は「仰ぐ」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。