「何人」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「何人」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「何人」の正しい読み方
「何人」の正しい読み方は「なんにん」「なにじん」「なにびと」「なんぴと」です。
「何」には「何等」【なんら】「何度」【なんど】など「なん」という読み方以外に「何事」【なにごと】「何用」【なによう】など「なに」という読み方があります。
「人」は「人気」【にんき】「善人」【ぜんにん】など「にん」と読むほか「人口」【じんこう】「超人」【ちょうじん】など「じん」や「村人」【むらびと】「待人」【まちびと】など「びと」という読み方があります。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「なんにん」「なにじん」「なにびと」が変化した「なんぴと」を合わせた4つが「何人」の正しい読み方です。
「何人」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「何人」のよくある間違った読み方として挙がるのが「なにひと」「なにと」です。
「人」には「人手」【ひとで】「人見知り」【ひとみしり】など「ひと」という読み方のほか「助っ人」【すけっと】「盗っ人」【ぬすっと】など「と」とも読みます。
どちらも「何人」には使わない読み方です。
「何人」について説明
「何人」を「なんにん」と読む場合の意味は「はっきりと確定していない数人」です。
4、5人程度の人数を表すほかスッキリしていない人数を尋ねるときにも使います。
「なにじん」は出身国や人種を尋ねる時に使います。
「なにびと」「なんぴと」は「どのような人」を意味する言葉です。
立場や属性で区別することなく全ての人を対象とする時に用いる表現です。
「何人」の言葉の由来
「何」はこれだとはっきり断定しない不特定な様子を意味します。
「不特定の人」が「何人」の由来です。
まとめ
「何人」には複数の読み方があり読み方によって意味も異なります。
正しい読み方と言葉の意味をあわせて覚えておきましょう。