皇室関連のニュースで「侍従」という言葉を目にすることがあります。
この言葉は何を意味しどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「侍従」の正しい読み方と意味について解説します。
「侍従」の正しい読み方は「じじゅう」と「じじょ」どちら
「侍従」という言葉の読み方としては「じじゅう」と「じじょ」の2つが考えられます。
「じじゅう」と「じじょ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「侍従」の正しい読み方は「じじゅう」です。
「侍」には「侍医」【じい】「侍史」【じし】など「じ」と読み、「従」は「従属」【じゅうぞく】「面従」【めんじゅう】など「じゅう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「じじゅう」が「侍従」の正しい読み方です。
「従」に「じょ」の読み方はありません。
「じじょ」は「侍従」の類語である「侍女」の読み方です。
「侍従」の意味
「侍従」とは、「身分の高い人に付き従い身の回りの世話などをする人」を指す言葉です。
高貴な人に仕えるお付きの人を表す言葉で、食事の支度や着替えの手伝いなど主に生活面をサポートする仕事です。
執事や秘書などと同じく活動の助けとなる存在ですが、現代の日本では宮内庁に置かれた侍従職を意味します。
皇族を生活面で手助けする役割のほか皇居の管理や報道対応など生活以外の面でも皇族を支える存在です。
「侍従」の言葉の使い方や使われ方
・『国王には多くの侍従が付き従っている』
・『侍従になるには厳しい試験を通過する必要がある』
・『君主からの信任が厚い侍従』
まとめ
「侍従」の正しい読み方は「じじゅう」で「じじょ」は女性の場合のみ使われる別の言葉です。
あまり身近な言葉ではありませんがニュースで使われることがあるので読み方と意味を覚えておきましょう。