「供される」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「供される」の読み方とは? 読み方

「供される」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「供される」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「供される」の正しい読み方は「きょうされる」

「供される」の正しい読み方は「きょうされる」です。

「供」には「供出」【きょうしゅつ】「提供」【ていきょう】など「きょう」という読み方があり「きょうされる」が正しい読み方です。

「供される」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「供される」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ともされる」「くされる」です。

「供」には「供回り」【ともまわり】「お供」【おとも】など「とも」と読むほか「供物」【くもつ】「供養」【くよう】など「く」とも読みます。

どちらも「供される」の読み方には当てはまりません。

「供される」について説明

「供される」とは、「目上の人に差し上げられる」という意味の言葉です。

神仏に食べ物や物品を捧げる、あるいは身分が高い人に差し出すことを意味する言葉「供する」と受け身を表す「れる」で構成されます。

受け身なので差し出されるもの、例えばパーティーで出される食事や神様に捧げる収穫物などを主体とした言い方で用いられる表現です。

招待客に料理を出す場合をれいにすると料理を作って出す主催者から見た場合の言い方は「料理を供する」で、出される料理を主体にする場合は「料理が供される」となります。

「供される」の言葉の由来

「供」には「相手に差し出して渡す」という意味があります。

差し出して渡されるものを主体とした受け身の言い方が「供される」です。

まとめ

「供される」は人ではなく差し出されるものの視点で使う言い方です。

人を主体にする場合の言い方ではないので注意してください。

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