「供血」という言葉はどのような行為を指していて何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「供血」の正しい読み方と意味について解説します。
「供血」の正しい読み方は「きょうけつ」と「ともけつ」どちら
「供血」という言葉の読み方としては「きょうけつ」と「ともけつ」の2つが考えられます。
「きょうけつ」と「ともけつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「供血」の正しい読み方は「きょうけつ」です。
「供」には「供給」【きょうきゅう】「提供」【ていきょう】など「きょう」という読み方と、「供人」【ともびと】「御供」【おとも】など「とも」という読み方があります。
「血」は「血液」【けつえき】「採血」【さいけつ】など「けつ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「きょうけつ」と「ともけつ」の2つのうち「供血」の正しい読み方は「きょうけつ」です。
「供血」の意味
「供血」とは、「血液を提供すること」を意味する言葉です。
手術などで必要な輸血に使う血液を提供する行為を指します。
一般的に「献血」と呼ばれる行為とほぼ同じ意味合いを持つ言葉です。
具体的な基準はありませんが不特定多数のために善意から血液を提供するボランティア行為を「献血」といい、目的や提供先などは無関係に単純に血液を提供する行為を意味する言葉として「供血」が使われます。
「供血」の言葉の使い方や使われ方
・『困っている人を助けるために供血する』
・『薬を服用しているので供血できない』
・『緊急で供血してくれる協力者を探す』
まとめ
「供血」の正しい読み方は「きょうけつ」で「ともけつ」と読むのは間違いです。
あまり使わない言い方ですが生命や健康に関わる言葉なので覚えておきましょう。