この記事では、「依拠」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「依拠」の正しい読み方は「いきょ」と「いこ」どちら
依拠という漢字表記を見た人の中には、いこと読んでしまう人がいたりするものです。
確かに依の漢字は単体でも、いという読みがあるし、拠の漢字も、こという読み自体は存在しています。
なのでその2つの読みを合わせる事で依拠を、いこと読む事は理解出来なくもありません。
所が残念な事に依拠は、いことは読まず、いきょと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
依拠は、いきょと読むのが正解な言葉です。
依の漢字には、いという読みがある上に、後に続く拠の漢字も単体で、きょと読む事が出来ます。
そのためそれら2つの読み方を組み合わせる事によって、依拠は、いきょと読む事が可能なのです。
「依拠」の意味
依拠は、より所にするや頼りにするといった意味を持っている依の漢字に、何かを行うための足場とするとか、より所といった意味を有している拠の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ依拠は、あるものに基づくや、より所にするといった意味を表すのです。
「依拠」の言葉の使い方や使われ方
・『今回の問題は、先例に依拠する形で判断を下すべきです』
・『この作品は他人の作品に依拠せずに作りました』
・『本作品には依拠性が認められないため、著作権を侵害しているとは言えません』
まとめ
依の漢字には、いという読み方があるし、拠の漢字も、こという読みがあるため、その2つの読みを合わせて依拠を、いこと読んでしまう事は理解出来ます。
ですが実際は依拠は、いこと読まず、いきょと読むのが正しい読み方となっているのです。
そんな依拠は、ある物事や存在等に基づくといった意味を示す際に、用いられる言葉となっています。