この記事では、「偏り」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「偏り」の正しい読み方は「へんり」と「かたより」どちら
「偏」という漢字は訓読みでは「偏(かたよ)り」と読み、音読みでは「へん」と読みます。
したがって、「偏り」は「かたより」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「偏り」の正しい読み方は「かたより」になります。
「偏り」の意味
「偏り」とは、主に「かたよること」を意味する言葉です。
その他に「光などの横波の振動が、ある方向にだけ著しい現象」という意味も含まれています。
「偏」自体も「かたよる」や「中正ではない」という意味を表し、その他、人偏や木偏など「漢字の字体のうちで左側の部分」という意味も含まれている漢字です。
「偏」という漢字は意味を表す漢字(人偏)と音を表す漢字(扁)が組み合わさってできた「形声文字」になります。
「扁」は「片開きの戸を表した象形」と「紐で編まれた文字が記された札を表した象形」を組み合わせてできた文字であり、「中心にない」という意味を表しているそうです。
その「扁」が「人」を表す「人偏」と組み合わさって「偏」となり、「中心から離れている人」=「かたよる」という意味を表すようになりました。
「偏り」の言葉の使い方や使われ方
・『相手に対する偏った見方や知識が差別や争いを生んでしまう』
・『上流層に偏っている利益を下流層にも分配するべきだという議論が起こっている』
・『重さが台の片側にだけ偏った結果、バランスを崩してしまったようだ』
まとめ
・「偏り」の正しい読み方は「かたより」になります。
・「偏り」とは、主に「かたよること」を意味する言葉です。