この記事では、「催告状」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「催告状」の正しい読み方
「催告状」の正しい読み方は「さいこくじょう」です。
「さい・こく・じょう」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「催告状」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「催告状」は「しんこくじょう」「せいこくじょう」などと間違って読まれることがあります。
「催告状」について説明
「催告状」とは、「借金返済が長期に渡って滞っていて、支払いを求める督促を複数回しても返済できない債務者に対して送る、返済を強く請求する文書のこと」です。
これ以上返済が遅れると法的措置を取るという最後通告の意味があります。
「催告状」は法律用語で、正式には「催告書」と言います。
似た意味の言葉に、「督促状(とくそくじょう)」があり、こちらと混同されたものと思われます。
「督促状」とは、「債務者に対し、借金を返済するよう促す文書」という意味で、「催告状」のひとつ前の段階で催促する文書になります。
「催告状」の言葉の由来
「催告状」は漢字の意味から成り立つ語です。
「催」は「もよお(す)」とも読み「会合や行事などを行う」「うながす」「せきたてる」という意味、「告」は「つ(げる)」とも読み「知らせる」「うったえる」という意味、「状」は「物の形・すがた」「ものごとの様子」「様子や次第を記した文書」という意味、「催告状」で「借金の返済をせきたてることを知らせる文書」になります。
まとめ
今回は「催告状」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。
