この記事では、「克己心」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「克己心」の正しい読み方は「かつみしん」と「こっきしん」どちら
「克己心」の「克」は、音読みで「コク」、訓読みで「か(つ)」、「よ(く)」と読みます。
また「己」は、音読みで「キ」、「コ」、訓読みで「おのれ」、「つちのと」と読むことができます。
さらに「心」は、音読みで「シン」、訓読みで「こころ」、「うら」となります。
「克」、「己」、「心」をすべて音読みにすると、「こっきしん」と読めます。
しかし、「己」は「み」とは読まないので、「かつみしん」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「克己心」は「こっきしん」と読みます。
「み」を表す漢字に「巳」があり、「己」と似ているので、間違えないように気を付けたいものです。
「克己心」は「かつみしん」ではなく、「こっきしん」と読むようにしましょう。
「克己心」の意味
「克己心」とは、自らの欲望や邪念(じゃねん)を抑制し、打ち勝つことを意味しています。
また、自分自身の意志の力で感情や気持ちをコントロールすることを言います。
「克己心」の「克」は、「かつ」、「争いに勝つ」、「私欲に打ち勝つ」などの意味があります。
また「己」は、「おのれ」、「自分」などを表しています。
さらに「心」は、「こころ」、「精神」、「気持ち」などの意味を持っています。
そのため、「克己心」は漢字の意味から見ると、「自分の私欲の気持ちに打ち勝つ」と言う意味合いになります。
「克己心」の言葉の使い方や使われ方
・『アスリートの克己心の強さを見習う』
・『彼女は克己心の強い性格です』
・『克己心を養い、自分の夢や目標を叶えていきたい』
まとめ
「克己心」と似た意味を持つ語としては、「自制心」、「意力」、「精神力」などが挙げられます。
「克己心」は「こっきしん」と読むことを覚えておくと良いでしょう。