「八戸」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「八戸」の読み方とは? 読み方

この記事では「八戸」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「八戸」の正しい読み方は「はちのへ」

地名「八戸」の正しい読み方は「はちのへ」です。

「八戸」の間違った読み方や間違いやすい読み方

地名「八戸」の読み方を間違えやすいポイントは、「戸」「のへ」と読むところです。

「戸」は表外読みで「へ」とも読めますが、「のへ」という読み方は特殊です。

また、訓読みの「と」や音読みの「コ」という読み方が一般的に知られているため、地名の「八戸」を知らない場合には「はちと」「はちこ」と読んでしまいがちです。

「八戸」について説明

「八戸」は、青森県東部の太平洋側にある人口が約21万人の中核市です。

八戸城の城下町として発展し、1929年に4つの町村が合併して「八戸市」が発足しました。

八戸港があり漁業が盛んに行われているほか、商業施設も多く、青森県の主要3都市のひとつとして発展しています。

「八戸」の言葉の由来

「八戸」という地名の由来は、現在の青森県から岩手県にかけて「一戸」から「九戸」と呼ばれる九つの地域が置かれたことにあります。

平安時代、この地域には陸奥国糠部郡が置かれ、一から九まで数字を割り当てた「戸(へ)」と四つの門に振り分ける「四門九戸制」が敷かれました。

そのひとつが「八戸」で、江戸時代には南部氏が八戸城を築いて領地を治めました。

その後、糠部郡は4つの郡に分けられ、廃藩置県や町村制施行を経て、八戸町が発足。

1929年に「八戸市」へと移行したのです。

現在も、岩手県と青森県には、「四戸」を除く一戸(いちのへ)から九戸(くのへ)までの地名が実在しています。

まとめ

地名の「八戸」「はちのへ」と読みます。

「一戸」から「九戸」までがあり、「戸」「のへ」と読むのが特徴です。

「八戸」「はちと」「はちこ」と読むと間違いになるので、正しい読み方を確認しておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました