この記事では「六厩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「六厩」の正しい読み方は「むまや」
地名の「六厩」の正しい読み方は「むまや」です。
「むまい」と読むこともあります。
「六厩」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「六厩」は珍しい地名のひとつですが、「六厩」「厩」は通常「うまや」と読み、「まや」とは読むことはありません。
そのため「六厩」を「ろくむまや」と読んでしまう可能性があります。
「厩」自体も読み方が難しい漢字なので、この地名を知っている人でなければ「むまや」と読めることもなかなかないでしょう。
「六厩」について説明
「六厩」は、岐阜県高山市荘川村にある地名です。
飛騨山脈や両白山地に囲まれた標高1000メートルの盆地にあり、夏と冬の気温の差が大きく、冬は最低気温がマイナス20度を下回る極寒の地になることで知られます。
荘川町六厩には金山があり、戦国時代から昭和初期までは金の産地としても栄えていました。
豊かな自然に恵まれ、春は桜、冬は幻想的な雪景色が楽しめます。
「六厩」の言葉の由来
「六厩」という地名は、江戸時代にはこの地に馬継場(公用で旅をする人が馬の乗り替えをする場所)があり、「厩(うまや)=馬屋」が六棟あったことが由来になっているといわれています。
地元では「むまい」とも呼ばれてきましたが、現在は「むまや」という呼び方に統一されています。
まとめ
難読な地名で知られる「六厩」は「むまや」と読みます。
「厩」も読み方の難しい漢字ですが、通常は「うまや」と読むことから地名を知らなければ「ろくうまや」と読んでしまう可能性があります。