「内在」は何と読むのが正しい言葉なのでしょうか。
この記事では、「内在」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「内在」の正しい読み方は「ないざい」
「内在」の正しい読み方は「ないざい」です。
「内」には「内覧」【ないらん】「店内」【てんない】など「ない」という読み方があります。
「在」は「在住」【ざいじゅう】「不在」【ふざい】など「ざい」と読みます。
漢字の読み方を合わせてできる「ないざい」が「内在」の正しい読み方です。
「内在」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「内在」のよくある間違った読み方として挙がるのが「うちざい」「ないあり」です。
「内」には「内輪」【うちわ】「丸の内」【まるのうち】など「うち」という読み方もあり「在」は「在処」【ありか】「在り来り」【ありきたり】など「あり」とも読みます。
それぞれの漢字の読み方としては成立していますが「内在」の読みには使いません。
「内在」について説明
「内在」とは、「あるものが他のものの内部に存在していること」を意味する言葉です。
ものの中に別のものを埋め込んだり外側を覆って中にある状態にするのではなく、あるものが自然な状態で自ずから別のものの中に存在する状態を指します。
一般的には成立した経緯や理由を問わず「あるものの中に別のものが一体化するような形で存在している状態」を表す言葉として使われています。
「内在」の言葉の由来
「内側に存在する」に由来します。
まとめ
「内在」は本来心や精神など形のないものに対して使う言葉ですが、現在は物理的に中に存在している様子を表す意味でも使います。
読み方と意味を覚え正しく使いましょう。
