「内外」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「内外」の正しい読み方と意味について解説します。
「内外」の正しい読み方は「うちと」と「ないがい」どちら
「内外」という言葉の読み方として「うちと」と「ないがい」の2つが思い当たります。
「うちと」と「ないがい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「内外」の正しい読み方は「うちと」と「ないがい」の両方です。
「内外」は複数の読みを持つ言葉で読み方によって意味が変わります。
「内外」の意味
「内外」を「うちと」と読む場合、その意味は「内側と外側」「仏教と儒教」「伊勢神宮における内宮と外宮」の3つです。
場所に境界線を設けて大きく2つに分けるときの自分もしくは場所の中心に近い方を「内」、遠い方を「外」といいます。
内側と外側の両方を指す言葉が「内外」で、「うちと」と読む場合は特に仏教の側から見た仏教と儒教の区分や伊勢神宮における内宮と外宮の意味で使われます。
「内外」を「ないがい」と読む場合は「内と外」を意味します。
物理的な位置関係としての内側と外側だけでなく「身内とそれ以外の人」や「自国と外国」など関係性や性質としての内と外を表す意味でも使う言葉です。
物理的ではない意識としての内と外を合わせたものを指すので人により表す内容は変化します。
「内外」の言葉の使い方や使われ方
・『新憲法の発布を内外に広く知らせる』
・『政府の強引なやり方に内外から批判が相次いだ』
・『内外の諸問題が山積みになっている』
まとめ
「内外」は「うちと」と「ないがい」のどちらも正しい読み方ですが意味や使う場面は異なります。
読み方の違いとそれによって変化する意味の違いを覚えておきましょう。