「内層」という言葉は層状の構造をしているものに対して用いられる表現です。
具体的に何を意味しどう読むのが正解なのでしょうか。
今回は、「内層」の正しい読み方と意味について解説します。
「内層」の正しい読み方は「ないそう」と「うちそう」どちら
「内層」という言葉の読み方として思い浮かぶのが「ないそう」と「うちそう」の2つです。
「ないそう」と「うちそう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「内層」の正しい読み方は「ないそう」です。
「内」には「内部」【ないぶ】「体内」【たいない】など「ない」という読み方と、「内壁」【うちかべ】「身内」【みうち】など「うち」という読み方があります。
「層」は「地層」【ちそう】「積層」【せきそう】など「そう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ないそう」と「うちそう」の2つのうち「内層」の正しい読み方は「ないそう」です。
「内層」の意味
「内層」とは、「いくつも重なって構成されているものの内側に当たる部分」を指す言葉です。
ものがいくつも重なっている状態のことを「層」といい、いくつも重なったものが全体を構成している状態のこと層状といいます。
地面にできる地層のように縦に重なるもののほか木の年輪のように内側から外側に向かって層になっているものもあり、内と外がある層状構造における内側に当たる部分の層を指す言葉が「内層」です。
「内層」の言葉の使い方や使われ方
・『内層ほど層と層の幅が狭い』
・『内層は耐久性を重視して作られている』
・『内層は外層よりも厚みがある』
まとめ
「内層」の正しい読み方は「ないそう」です。
「うちそう」とは読まないので読み間違いのないように正しい意味と読み方を憶えておきましょう。