「冠羽」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「冠羽」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「冠羽」の正しい読み方は「かんう」
「冠羽」の正しい読み方は「かんう」です。
「冠」には「冠雪」【かんせつ】「戴冠」【たいかん】など「かん」という読み方があります。
「羽」は「羽化」【うか】「奥羽」【おうう】など「う」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かんう」が「冠羽」の正しい読み方です。
「冠羽」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「冠羽」のよくある間違った読み方として挙がるのが「かんむりばね」「かんむりば」です。
「冠」には「冠番組」【かんむりばんぐみ】のように「かんむり」という読み方があり「羽」は「赤羽」【あかばね】「矢羽」【やばね】など「ばね」と読むほか「揚羽蝶」【あげはちょう】「羽音」【はおと】など「は」とも読みます。
どちらの読み方も「冠羽」には当てはまりません。
「冠羽」について説明
「冠羽」とは、「鳥の頭頂部に生えている特徴的な羽毛」を指す言葉です。
多くの鳥は顔が羽毛で覆われていますが、一部の鳥には頭頂部に長さや形が異なる特徴的な羽毛が見られます。
そのような頭頂部に生えている鳥の独特な羽毛のことを「冠羽」といいます。
「冠羽」がある理由はさまざまです。
威嚇や求愛など目立たせる目的や頭頂部の保護、保温など種類によって異なります。
「冠羽」の言葉の由来
「冠をかぶるように頭に生えているはね」に由来します。
まとめ
「冠羽」は多くの鳥に見られる個性的な羽毛です。
日常的に使う機会は少ない言葉ですが覚えておきましょう。
