この記事では、「出処」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「出処」の正しい読み方は「しゅっしょ」と「でしょ」どちら
出処の漢字を見て思わず、でしょと読んでしまう人もいるものです。
確かに最初の出の漢字は、出口といった言葉の通り、でという読みがあるし、後に続く処の漢字も、処分といった言葉で見る通り、しょという読みを持っています。
そのためそれら2つの漢字の読みを合体させて、出処を、でしょと読んでしまう事自体は理解出来なくもありません。
所が実際は、出処の漢字を、でしょと読むのは間違いで、しゅっしょと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
出処は、しゅっしょと読むべき言葉です。
そもそも出の漢字は、で以外にも、出発といった言葉を見れば理解出来る様に、しゅっという読みが普通にある上に、処の漢字の方もそのまま、しょと読む事が出来ます。
だからこそ出の漢字のしゅっ読みと、処の漢字のしょ読みを繋げる事により、出処は、しゅっしょと読めるのです。
「出処」の意味
出処は、外へでるやある場所にでるといった意味を持っている出の漢字に、所とかばしょといった意味を所有している処の漢字を付け加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から出処は、物事が出て来た所や生まれた所といった意味を示すのです。
「出処」の言葉の使い方や使われ方
・『この情報は鵜呑みにせず、出処を調べてみる必要があります』
・『政治家として問題を起こしてしまった以上、出処進退を明らかにすべきです』
・『資金の出処を究明しない限り、彼を罪に問う事は出来ません』
まとめ
出の漢字には、でという読みがあるし、処の漢字には、しょという読みがあります。
ですがその2つの漢字の読みを合体させて、出処を、でしょと読むのは誤りです。
出処の漢字は、でしょではなく、しゅっしょと読むのが正解な言葉となっています。
そんな出処は、物事の出どころや出生地といった意味を表す際に、使われる言葉です。