「分」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「分」の読み方とは? 読み方

この記事では、「分」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「分」の正しい読み方は「フン」「ブン」「わける」「わかる」

「分」は音読みで「フン」「ブン」または「ブ」と読みます。

訓読みでは「わける」「わかる」と読み、「わかれる」「わかつ」と読むこともあります。

「分」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「分」は、小学2年生の国語の授業で習う、覚えやすい漢字です。

漢字を知っている人なら間違えることは少ないでしょう。

ただ、読み方が多いことから、状況によって適切な読み分けが必要です。

たとえば時間の「五分」「ごふん」と読みますが「一分」「いっぷん」です。

また、半々という意味を持つ「五分五分」の読み方は「ごぶごぶ」になります。

また、野菜の「分葱(わけぎ)」「分」「わけ」と読むなど、中には読み方が難しくなるものもあります。

これらは、実際に言葉を覚えないと読み間違いをしやすくなります。

「分」を使った熟語

漢字の「分」は八と刀で構成されており、刀でものを半分に切り離す様子を表しています。

漢字の形が表す通り「わける」という意味をもつほか、ばらばらにする、配る、要素、時間や程度を表す単位など、さまざまな意味を持っています。

その「分」を使った熟語には「半分」「分裂」「成分」などがあります。

「半分」

「半分(はんぶん)」「二つにする」という意味の「半」「分」を組み合わせ、「ものを同じ量ずつ二つに分けること」を指します。

「分裂」

「分裂(ぶんれつ)」は、「分」と離すことを意味する「裂」を組み合わせ、「一つになっていたものがいくつかに分かれること」を指します。

「養分」

「成分(せいぶん)」は、なりたつことを意味する「成」と要素を意味する「分」を組み合わせ、「あるものをつくり上げるために含まれている要素」を指します。

まとめ

「分」の読み方には「ぶん」「わける」などがあります。

さまざまな読み方を持つ漢字なので、ちょっとした読み間違いに気を付けましょう。

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