1つの書物をいくつかに分けたものを示す言葉には「分冊」があります。
この記事では、「分冊」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「分冊」の正しい読み方は「ぶんさつ」と「ふんさつ」どちら
「分冊」の正しい読み方は「ぶんさつ」であり、「ふんさつ」とは読みません。
この言葉に使われている「分」は音読みで「ぶん」や「ふん」、「ぶ」と読み、訓読みは「分ける」で「わける」、「分かれる」で「わかれる」、「分かる」で「わかる」と読みます。
「冊」は音読みで「さつ」や「さく」と読みます。
正しい読み方の結論
「分冊」の正しい読み方は「ぶんさつ」であり、「ふんさつ」は間違いです。
「分冊」の意味
「分冊」は1つの書物や書籍をいくつかに分けたものを示す言葉であり、辞典や大きな分量になる本に対して使います。
「分冊」は元々大きい書物や書籍を読みやすくする目的で作られているのが特徴です。
「分冊」と似たような形式の販売方法としては「単行本」がありますが、雑誌に掲載された作品をひとまとめにした販売方法として有名です。
また漫画などを1話ずつ販売する方法は「分冊版」と呼ばれます。
「分冊」の言葉の使い方や使われ方
・『彼の詩集は分冊の方で読んでいます』
・『その歴史書は大量な量であり、多くの分冊が発行されています』
・『分冊として販売されていた本がセットで売っていたので、思わず買ってしまいました』
まとめ
「分冊」とは1つの書物や書籍をいくつかに分けたものを示す言葉です。
「分冊」は歴史書や百科事典、内容の長い作品などに使われます。
「分冊」することにより持ち運びやすくなったり、読みやすくなるメリットがあります。