「分水嶺」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「分水嶺」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「分水嶺」の正しい読み方は「ぶんすいれい」
「分水嶺」の正しい読み方は「ぶんすいれい」です。
「分」には「分断」【ぶんだん】「等分」【とうぶん】など「ぶん」という読み方があり「水」は「水槽」【すいそう】「節水」【せっすい】など「すい」と読みます。
「嶺」は「山嶺」【さんれい】「銀嶺」【ぎんれい】など「れい」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「ぶんすいれい」が「分水嶺」の正しい読み方です。
「分水嶺」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「分水嶺」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ふんみずれい」「ぶんすいりょう」です。
「分」には「分針」【ふんしん】「分速」【ふんそく】など「ふん」という読み方があり「水」は「水引」【みずひき】「井戸水」【いどみず】など「みず」とも読みますが「分水嶺」には当てはまりません。
「ぶんすいりょう」は「嶺」につくりの「領」【りょう】の読み方を当てたことで起きる間違いです。
「分水嶺」について説明
「分水嶺」とは、「雨水が異なる水系へと分かれるところ」を指す言葉です。
空から降り注いだ雨水は山の稜線などで分かれて別方向に流れそれぞれ水系を形成します。
水の流れを分ける場所を「分水嶺」といいます。
「分水嶺」の言葉の由来
「嶺」は峰や山稜を意味します。
「水の流れを分ける峰や山稜」が「分水嶺」の由来です。
まとめ
「分水嶺」は「物事の分かれ目」という比喩的な意味でも使われているので正しい読み方と意味を知っておきましょう。