この記事では、「初段」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「初段」の正しい読み方は「しょだん」と「はつだん」どちら
「初段」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「初」の漢字の音読みは「ショ」で、訓読みは「はじ(め)・はつ・うい」です。
また、「段」の漢字の音読みは「ダン」で、訓読みは「きざはし」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「しょだん」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「はつだん」と読める可能性があることが分かります。
しかし、この分析からは、いずれの読み方が正しいかを判断することは出来ません。
さて、「初段」の正しい読み方は「しょだん」と「はつだん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「初段」の正しい読み方は「しょだん」で、「はつだん」と読むのは間違いです。
この熟語においては、少し特殊な湯桶読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方の方が、正しいと言うことになります。
「初段」の意味
「初段」とは、「最初の段階のことで、武道や囲碁・将棋などで、一定の実力のレベルを示す最初の段位のこと」を意味する言葉です。
「初段」の言葉の使い方や使われ方
・『柔道で初段の段位を獲得すると、憧れの黒帯を締めることが出来るようになる』
・『幼い頃から習う書道などでは、初段からの段位の下に、10級から1級までの級位を設けているケースが多い』
まとめ
「初段」の正しい読み方は「しょだん」で、「はつだん」と読むのは間違いです。
また、この「初段」とは、「最初の段階のことで、武道や囲碁・将棋などで、一定の実力のレベルを示す最初の段位のこと」を意味する言葉です。