この記事では、「刷毛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「刷毛」の正しい読み方は「さつもう」と「はけ」どちら
「刷毛」の熟語を構成する漢字の「刷」は音読みが「サツ」で訓読みが「す(る)・は(く)」です。
また「毛」は音読みが「モウ・ボウ」で訓読みが「け」です。
従って二つの漢字の音読みを重ねれば「さつもう」となり、訓読みを重ねると「はけ」となります。
いずれの読みもありそうですが、正しいのはどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「刷毛」の読みとしては「はけ」が正しく、「さつもう」と読むのは間違いです。
ちなみに、「刷」の漢字は、熟語の後ろに来る場合は印刷・縮刷・増刷と「さつ」と読む場合が多く、頭にくる場合には「刷新」のように「さつ」と読む場合と主題の「刷毛」のように「は」と読む場合があります。
「刷毛」の意味
「刷毛」とは「柄の先端の台に、獣毛などを束ねそろえて植え込んだ道具」を指す言葉です。
塗料や液体を塗ったり、埃などを払ったりするのに使われる道具です。
ちなみに、「刷毛」と同じ意味で、読みも同じ「はけ」を「刷子」と表記することもあります。
「子」の漢字は音読みが「シ・ ス」で訓読みが「こ・ね」なので、この表記は当て字と言えます。
「刷毛」の言葉の使い方や使われ方
・『ペンキを塗る際には、広い所はローラーを使い、狭い箇所は刷毛を使うのが一般的です』
・『刷毛は植毛されている動物の毛の種類により、値段が大きく異なります』
・『刷毛を刷子と表記し、それをブラシと読ませる場合があります』
まとめ
「刷毛」の正しい読みは「はけ」で、「さつもう」と読むのは間違いです。
この「刷毛」は「柄の先端の台に、獣毛などを束ねそろえて植え込んだ道具」を指す言葉です。