前に述べた文章や内容をまとめる時や同じであることを表す時に使う言葉には「則ち」があります。
この記事では、「則ち」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「則ち」の正しい読み方は「すなわち」と「そくち」どちら
「則ち」の正しい読み方は「すなわち」であり、「そくち」とは読みません。
「則」は音読みで「そく」と読み、訓読みは「則ち」で「すなわち」と読みます。
正しい読み方の結論
「則ち」の正しい読み方は「すなわち」であり、「そくち」は間違いです。
「則ち」の意味
「則ち」は前に述べた文章や内容をまとめたり言い換える時に使う言葉です。
また「則ち」は前に述べたものと次に述べるものが同じことを表す時にも使います。
「則ち」はこれ以外にも前の事実や行為することで、後述の結果に至ることが可能であることを示す時にも使うことが可能です。
「則」を使った言葉としては「法則」や「規則」があり、これらは定めや掟という意味があります。
「則ち」は「即ち」と書くことも可能であり、どちらも言い換える時や2つの項目や内容が同じことを表す時に使うことが可能です。
「則ち」の言葉の使い方や使われ方
・『人生とは則ち出会いの連続である、と先生は言いました』
・『戦闘すれば則ち彼が勝つ、と軍師は予測しました』
・『学問とは則ち終わることのない探求であり、尽きない好奇心が必要だと思っています』
まとめ
「則ち」とは前に述べた文章や内容をまとめたり言い換える時に使う言葉です。
また2つの内容が同じことを表す時や、特定の事実や行為によって自然的に成り立つ時に使います。
「則ち」は他の言葉では「言い換えれば」や「まさしく」、「そうすれば」と表すことが可能です。