この記事では、「割く」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「割く」の正しい読み方は「さく」と「はぶく」どちら
「割く」の正しい読みは、「さく」になります。
その理由は、「割」という文字は、「さく」に「わる」「かつ」に「われる」とは読めますが、「はぶく」とは読めません。
この漢字は振り分けることを意味するので「はぶく」という省略を意味する言葉ではありません。
また、「裂く」という漢字とも異なり、こちらであれば、2つ以上に分けることを意味しますが、「割く」は、人員のようなものを振り分けるという意味です。
正しい読み方の結論
「割く」は、「割く」と読むのが正しく、振り分けるという意味なので「はぶく」という省略を意味する言葉ではないです。
また、「裂く」という漢字と勘違いをしやすく、こちらの漢字の本来の意味は割り振ることなので、「裂く」のように2つ以上に分割することを意味する漢字と勘違いしないようにしましょう。
「割く」の意味
「割く」は、振り分けることを意味し、人員を振り分けるという具合にばらばらの場所に配置する意味を持ちます。
「裂く」という言葉と間違えやすく、「裂く」は、振り分けるのではなく、2つ以上に分けることを意味します。
「割く」の言葉の使い方や使われ方
・『ダンスの振り付けに多くの時間を割く』
・『人員を苦情の受付担当に割く』
まとめ
「割く」については、「裂く」という漢字と意味を間違えやすく、振り分けることと2つ以上に分けるという意味を一緒にしてしまうことが多いです。
しかし、「割く」は、割り振ることなので、人員なんかを割り振ることだと覚え、「裂く」と異なると覚えるしかないです。
なので、「はぶく」という読みは「割く」という漢字の音読みと訓読みを理解していればそもそも「はぶく」と読まないとわかります。