この記事では、「創建」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「創建」の正しい読み方は「そうけん」と「きずけん」どちら
「創建」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「創」の漢字の音読みは「ソウ」で、訓読みは「つく(る)・きず」です。
また、「建」の漢字の音読みは「ケン・コン」で、訓読みは「た(てる)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「そうけん」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる「湯桶読み」すれば「きずけん」と読むことが可能なことも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析からは残念ながら判断できません。
さて、「創建」の正しい読み方は「そうけん」と「きずけん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「創建」の正しい読み方は「そうけん」で、「きずけん」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊な「湯桶読み」ではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいことになります。
「創建」の意味
「創建」とは、「建物や機関などをはじめてつくること」を意味する言葉です。
「創建」の言葉の使い方や使われ方
・『この城の創建は11世紀にさかのぼると言われています』
・『この寺院の創建は、宗派の中興の祖と呼ばれている高僧によると伝えられています』
・『奈良の東大寺の大仏は、今では黒光りしていますが、創建当時は金色に輝いていたと考えられています』
まとめ
「創建」の正しい読み方は「そうけん」で、「きずけん」と読むのは間違いです。
また、この「創建」とは、「建物や機関などをはじめてつくること」を意味する言葉です。