この記事では、「労る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「労る」の正しい読み方は「ろうる」と「いたわる」どちら
「労る」の「労」は、音読みで「ロウ」、訓読みで「いたわ(る)」、「ねぎら(う)」などと読みます。
「労」を音読みで読むと、「ろうる」になりますが、この読み方ではありません。
一方、「労」を訓読みにすると、「いたわる」と読むことができます。
正しい読み方の結論
「労る」の正しい読み方は「いたわる」です。
「労る」は「ろうる」ではなく、「いたわる」と読むようにしましょう。
「労る」の意味
「労る」とは、お年寄りや病人などに対して、親切に優しく接したり、大切にすることを言います。
または、労をねぎらう、慰労すると言う意味もあります。
「労る」の「労」は、「はたらく」、「つかれる」、「いたわる」、「ねぎらう」などを表しています。
そのため、「労る」は漢字の意味から見ても、「いたわる」と言う意味合いになります。
「労る」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女はお年寄りを労る優しさがあり、今は介護施設に勤めています』
・『彼は病人を労る気持ちが強く、将来は病院で働きたいと思っています』
・『彼女は怪我人を労わりながら、病院に着くまで付き添っていました』
まとめ
「労る」は「いたわる」と読みますが、「労う」は「ねぎらう」となり、意味が異なります。
「労る」には労をねぎらう、慰労する意味も含まれていますが、「労う」にはお年寄りや病人などに対して、親切に優しく接したり、大切にすることの意味が含まれていません。
ですが、どちらも相手を思いやる気持ちが込められている言葉です。
「労る」は「ろうる」ではなく、「いたわる」と読むことを覚えておくと良いでしょう。